水上に浮かぶ神楽殿、源泉掛け流し露天付き客室で神秘的な休暇を。
約三千坪の敷地にわずか10棟、全室露天風呂付き総離れの宿「旅館 みなわ」。その外観は、まるで平安時代のお屋敷を思わせる雄大さと風情を醸し出している。
侘びを感じる入り口を抜けると、どこか郷愁を誘うような和の情緒溢れる離れが現れる。総離れの客室の欄間には、細かな細工が施され、その美しさに日本人の美意識を再認識させられる。自噴する掛け流しの湯が注がれる内風呂・露天風呂からは湯けむりが立ち昇り、物語に描かれているような純和風が美しい造りに。
旬の地のものを使用した料理は、盛り付ける器にもこだわりが見て取れる。阿蘇の『あか牛』は是非食してみたい一品。手頃な価格で悠然と流れる時間を過ごせる嬉しい宿だ。

宿泊費:16,000円~